【法人】国税のe-taxでの申請手順メモ


法人(休眠中)の国税に関する確定申告をe-taxで行なったので、その手順をメモします。
休眠中じゃなくても、大体の手順は同じだと思います。
※eLTAX(地方税)についてはこちら

■必要なもの

  • Windows PC
  • ICカードリーダー
  • 決算書など、確定申告書に添付する資料のPDF

■手順

①e-tax利用準備

電子証明書は法人のものでなくても、代表個人のものでもよいです。
マイナンバーカードに電子証明書が付いているので、それを使うのが一番早いと思います。

作業手順は以下に従ってください。
http://www.e-tax.nta.go.jp/hojin.html

②e-taxソフトでの申請データ作成

e-taxソフトやソフト起動時に入力する利用者識別番号も①の手順で取得できます。

※注意
利用者識別番号は使い続けていれば過去に発行した物もずっと有効(?)らしいですが、
年に1回使う程度だと失効している可能性があります。(私は失効していました)
利用者識別番号が無効と言われた場合は、手順①を再度実施してください。

左メニューの『作成>申告・申請等>新規作成』にて申告書を作成します。
【1つめ:確定申告書申告書】
以下を選択して「次へ」をクリックします。
手続の種類:申告
税目:法人税・地方法人税
帳票の年:自分の事業にあった項目

もし存在しない場合はe-tax起動時のメニューにて追加インストールしてください。
また、インストール済みでも個人用の利用者識別番号を入力してしまうと法人用の申告書は表示されないようですのでご注意ください。

以下を作成します。
【普通法人の確定申告(青色)】
・別紙1(1) 各事業年度の所得に係る申告書
・別紙2 同族会社等の判定に関する明細書
・別紙4 所得の金額の計算に関する明細書
・別紙7(1) 欠損金又は災害損失金の損金参入に関する明細書
・法人事業概要説明書

※注意
作成する帳票を選ぶ画面がチェックボックスになっていますが複数選べません。
まずは別紙1を選んで作成し、後から他の書類を追加してください。

【2つめ:確定申告の添付書類】
以下を選択して「次へ」をクリックします。
手続の種類:申告
税目:法人税・地方法人税
帳票の年:自分の事業にあった項目

以下を作成します。
【イメージ添付書類(法人税申告)】
・添付書類送付書
 ->決算書、出納帳、総勘定元帳のPDFを添付する

③e-taxソフトでの署名

左メニュー『署名可能一覧へ>電子署名』にて、上記で作成したデータに署名をします。
署名に使う電子証明書は①で取得したものです。

④e-taxソフトでの送信

左メニュー『送信可能一覧へ>送信』にて、まずは手順②で作成した2つの書類を紐付けます。
下側の単独送信不可の書類(作成した添付書類)を選択した状態で「紐付け」をクリックします。
すると紐付け画面が表示されるので、確定申告書を選択して「OK」をクリックします。

これで紐付けが完了したので、上側の送信可能書類(作成した確定申告書)を選択した状態で「送信」をクリックします。
その後、利用者識別番号の暗証番号を入力すれば送信完了です。

以上でe-taxでの申請は完了。