CircleCIでプルリク時にUnitテストが走るようにする


CircleCIを使って、GitHubにてプルリクエストを投げた際に
Unitテストが走るようにします。

ソースコードはPHPで、Unitテストにはphpunitを使っている前提とします。

Circle CIのアカウント登録

Circle CIのホームページにアクセスし、右上のSign Upをクリックします。

GitHubかBitBucketのアカウントでログインできるようです。
今回はGitHubのアカウントでログインしました。

連携を許可するか聞かれるのでAuthorize circleciをクリックします。

Circle CIにプロジェクト作成

アカウント作成が完了したらプロジェクト作成するためAdd Projectsをクリックします。

紐付けるリポジトリのSet Up Projectをクリックします。

対象リポジトリの環境を設定します。
該当するものをクリックします。

下にスクロールすると今後の流れが書いてあります。

まず該当リポジトリに.circleci/config.ymlを作成します。
config.ymlの内容はとりあえず内容はCopy To Clipboardでコピーしたもの(2018/8/11現在)に
以下の修正を加えたものにしています。
①Dockerイメージ変更
Dockerイメージを自分のサーバーの環境に近いものに変更します。
どのようなイメージがあるかは詳細はDockerHubで確認してください。
https://hub.docker.com/r/circleci/
(使いたいDockerイメージが別にであるなら、circleci公式のイメージじゃなくても動くらしい)

なお、サンプルのconfig.ymlに書いてあったcircleci/php:7.1.5-browsersは存在しません。
サンプルのまま実行すると以下のエラーが発生します。

Error response from daemon: manifest for circleci/php:7.1.5-browsers not found  

②phpunit実行コマンドを変更
composerなどでphpunitを入れている場合はコマンドが違うと思うので変更します。

出来上がったconfig.ymlが以下です

# PHP CircleCI 2.0 configuration file  
#  
# Check https://circleci.com/docs/2.0/language-php/ for more details  
#  
version: 2  
jobs:  
  build:  
    docker:  
      # specify the version you desire here  
      #- image: circleci/php:7.1.5-browsers  
      - image: circleci/php:7.1-fpm-node-browsers  
  
      # Specify service dependencies here if necessary  
      # CircleCI maintains a library of pre-built images  
      # documented at https://circleci.com/docs/2.0/circleci-images/  
      # - image: circleci/mysql:9.4  
  
    working_directory: ~/repo  
  
    steps:  
      - checkout  
  
      # Download and cache dependencies  
      - restore_cache:  
          keys:  
          - v1-dependencies-{{ checksum "composer.json" }}  
          # fallback to using the latest cache if no exact match is found  
          - v1-dependencies-  
  
      - run: composer install -n --prefer-dist  
  
      - save_cache:  
          paths:  
            - ./vendor  
          key: v1-dependencies-{{ checksum "composer.json" }}  
  
      # run tests!  
      #- run: phpunit  
      - run: vendor/phpunit/phpunit/phpunit tests/  

これで作成したconfig.ymlをmasterリポジトリにpushしておき
さきほどのCircle CIの画面にて『Start building』をクリックします。
これで登録は完了です。

該当リポジトリにてプルリクを投げると自動でphpunitのテストが走るようになります。
また、CircleCIの実行結果はデフォルトではCircleCIに設定したメールアドレスに届くようになります。