ubuntuで多機能マウスを設定する
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環境
- Ubuntu 20.10
- Elecom M-DT2DR BK(マウス)
参考
Ubuntuにマルチボタンのマウス(Elecom M-DT2DR)を接続すると、何をしなくても通常のマウス操作や「進む」「戻る」ボタンは機能します。
ですが、機能ボタン(Fn 1〜3)には何もマッピングされていないので、音量操作をマッピングします。
手順
インストール
まず必要なソフトをインストールします。
sudo apt install xbindkeys
ボタン番号の取得
次にマウスのボタン番号を取得します。
まず以下コマンドを実行してボタン検知ができる状態にします。
xev
現れる白い四角が書かれたウィンドウにマウスカーソルを持っていき、その状態でマウスのボタンを押すとコンソールに情報が表示されます。
例えば私のマウス(M-DT2DR)のFn 1であれば以下のようにbutton 10
と表示されます。
ButtonRelease event, serial 36, synthetic NO, window 0x4000001,
root 0x7ed, subw 0x4000002, time 1758091, (31,39), root:(1951,76),
state 0x0, button 10, same_screen YES
同様に、Fn 2はbutton 11
でFn 3はbutton 12
でした。
ボタンのマッピング
ボタンマッピングするための設定ファイルを作成します。
設定ファイルは空ファイルから始めても良いのですが、一応デフォルト値から生成しておきます。
xbindkeys --defaults > ~/.xbindkeysrc
作成した設定ファイルに以下を追記します。
# Increase volume
"pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ +1000"
b:10
# Decrease volume
"pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ -1000"
b:11
# Mute volume
"pactl set-sink-mute @DEFAULT_SINK@ toggle"
b:12
設定ファイルを保存したら、以下コマンドで読み込みます。
xbindkeys -p
これでマウスのFn 1〜3ボタンに音量操作がマッピングできました。