Windows Terminalの導入
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Windows TerminalでUbuntuを使えるようにします。
Windows Terminalのインストール
Microsoft Storeで「Windows Terminal」を検索してインストールするだけです。
Windows TerminalのデフォルトをUbuntuにする
Windows Terminalを起動して設定を開きます。
settings.jsonが開くので、「profiles > list」の中からUbuntuのguidを探します。
{
"guid": "{07b52e3e-de2c-5db4-bd2d-ba144ed6c273}", ←これ
"hidden": false,
"name": "Ubuntu-20.04",
"source": "Windows.Terminal.Wsl"
},
見つけたguidを「defaultProfile」に設定します。
"defaultProfile": "{07b52e3e-de2c-5db4-bd2d-ba144ed6c273}", ←ここに入れる
起動時のディレクトリを指定する
Windows Terminalを起動した際に開く場所はWindows側のホームディレクトリになっています。
Ubuntuを使う際はUbuntu側のホームディレクトリから始まって欲しいので変更します。
settings.jsonのUbuntuの設定にstartingDirectoryを追加します。
Ubuntu内の/home/hogeuser
からスタートしたい場合は以下のように設定します。
{
"guid": "{07b52e3e-de2c-5db4-bd2d-ba144ed6c273}",
"hidden": false,
"name": "Ubuntu-20.04",
"source": "Windows.Terminal.Wsl",
"startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu-20.04/home/hogeuser" ←これを追加
},
フォントを指定する
Ubuntuのシェルはfishを利用しているのですが、fishのテーマによってはフォントを変更する必要があります。
fishの導入方法についてはこちら
settings.jsonのUbuntuの設定にfontFaceを追加します。
もしフォントサイズを変更したい場合はfontSizeも追加してください。
フォントを「Cascadia Code PL」に変更し、フォントサイズを11にする場合は以下のようになります。
{
"guid": "{07b52e3e-de2c-5db4-bd2d-ba144ed6c273}",
"hidden": false,
"name": "Ubuntu-20.04",
"source": "Windows.Terminal.Wsl",
"startingDirectory": "//wsl$/Ubuntu-20.04/home/hogeuser",
"fontFace": "Cascadia Code PL", ←これを追加
"fontSize": 11 ←これを追加
},